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NAPP工法とは、NAPPユニットと呼ばれるあらかじめ専門工場で引張力を導入し緊張状態にされた中空PC鋼棒を、型枠内の所定位置に配置し、コンクリートの打設、硬化後に緊張力を解放して、コンクリート部材へプレストレス力を導入するプレテンション方式によるPC工法である。
プレストレス力の導入は、施工現場において電動レンチを用いた専用の解放機器により容易に行うことができるため、施工現場での緊張管理は不要となる。
NAPP工法は、従来のプレテンション方式とポストテンション方式の利点を併せ持った画期的な省力化PC工法として1992年に実用化された。
近年、既設・新設構造物に対し容易にプレストレスの導入を可能とするNAPPアンカー工法を開発。
その後削孔径の小径化といった市場ニーズに応えるため、NAPPユニットに細径タイプの20A、40Aを追加し、ラインアップの充実を図っている。
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最終更新日:2023-09-25