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「空洞裏込め注入工法 スペースロック SR-2工法|補強・補修工|SR協会」の資料請求はこちらから
施工状況
在来工法で施工されたトンネルは、地山と矢板背面に空洞が形成されている。
これら覆工背面に形成された空洞は、周辺地盤の緩みや供用トンネルの変状を誘発するため充填する必要がある。
SR-2工法で使用する可塑性エアモルタルは、「充填性を考慮した適度な硬化時間を有する可塑性状」および「効果的な攪拌システム(リミキサーの導入)による材料の均一化」により施工性、安定性に優れた充填材料である。
日本道路公団(当時)の「背面空洞注入材の性能試験結果(2001年7月)」により可塑性に関する規格値を全項目達成した唯一の可塑性エアモルタルであり、細骨材にフライアッシュを用いる配合もありSDGsに貢献する。
SR-2可塑性エアモルタルはセメント、細骨材、起泡剤、水からなるエアモルタルと、可塑化材(SRP-L)を混合した材料で、下記特性を有している。
A液 | B 液 | 物性(測定例) | |||||||
セメント (kg/㎥) |
充填材 (kg/㎥) |
混練水 (kg/㎥) |
起泡剤 (kg/㎥) |
希釈水 (kg/㎥) |
SRP-L (kg/㎥) |
空気量 (%) |
生比重 | 圧縮強度 (N/m㎡) |
|
(1) | 300 | 600(細目砂) | 230 | 0.84 | 15.96 | 30 | 40 | 1.18 | 1.5 |
(2) | 300 | 450(フライアッシュ) | 325 | 0.68 | 12.92 | 30 | 32.6 | 1.12 | 1.5 |
(1):モルタル配合(2):フライアッシュ配合
※フライアッシュ配合は事前に協会まで相談のこと
①セメント、細骨材、水からなるモルタルと発泡機により起泡した泡を混合して、エアモルタルを調整。
②エアモルタルと可塑化材である「SRP-L」を各々ポンプにより圧送し、注入口で混合攪拌させながら空洞内に注入。
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最終更新日:2024-05-22