製品情報
在来工法で施工されたトンネルには、地山と矢板背面に空洞が形成されている。これらの覆工背面の空洞は、周辺地盤の沈下や既存のトンネルの変状を引き起こす可能性があるため、充填する必要がある。SR-2工法で使用する可塑性エアモルタルは、施工性と安定性に優れた充填材料である。その特長は、1)充填性を考慮した硬化時間:可塑性エアモルタルは、充填に適した硬化時間を持つ特性を備えている、2)効果的な攪拌システム:リミキサーを導入することで、材料を均一に混合できる、3)性能試験に合格:日本道路公団(当時)の「背面空洞注入材の性能試験結果(2001年7月)」において、可塑性に関する規格値を全項目で達成し、唯一の可塑性エアモルタルとして認定された。また、可塑性エアモルタルの配合にはフライアッシュなどの細骨材が使用され、SDGsへの貢献も考慮されている。
最終更新日:2023-09-12