製品情報
在来工法で施工されたトンネル(または導水路)には、覆工背面に空洞が形成され、周辺の地山の沈下や供用トンネルの変状を引き起こす可能性があるため、これらの空洞を充填する必要がある。SR-LG工法は、長距離の圧送が可能で、小断面トンネル(導水路)においても大型重機を使用せずに背面の空洞を充填できる画期的な工法である。この工法で使用される充填材料は、コンクリートの亀裂や隙間からの漏出を防ぎ、空洞の隅々まで充填することができる。また、高い水中不分離性を持ち、湧水などに希釈されずに充填できる特長を持っている。フライアッシュを活用した非エアー系可塑性グラウト材料が使用され、SDGsへの貢献も考慮されている。
最終更新日:2023-09-12