製品情報
従来の工法では、仮設足場にボーリングマシンを設置し、施工していた高所法面のロックボルト工事を、アンカーロックマシン(ARM)を使用して施工するのが「無足場ロックボルト工法」である。この工法は、法面上部に設けたアンカーとARMを強靭なワイヤーで接続し、安全を確保した上で作業を行う。
導入当初は、工期短縮や作業の効率化といった面で成果を挙げたが、成形した法面のフレーム上で使用すると、フレームの表面を傷つけてしまうという課題があった。その後、脱輪防止装置や、2脚同期8脚走行機構などが開発され、課題を克服。さらに能力を向上させたARM07-2が現在稼働中である。また、2重管削孔を無足場で掘削する無足場8脚走行2重管削孔機(ARM13-3)の本格稼働も間近に迫っている。
最終更新日:2023-06-19