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「ロッククライミングマシーンによる法面掘削工法|法面工|高所機械施工協会」の資料請求はこちらから
急峻で複雑な地形が多く、地震など、常に災害の危険と隣り合わせであるわが国において、高所法面の工事は必要不可欠である。
しかし、従来の主に人力に頼る工法では、1日の施工量も限られ、地盤の崩壊や落石といった危険があった。
そんな高所法面の工事を、ロッククライミングマシーン(RCM)を使用して行うのが、RCMによる法面掘削工法である。
この工法では、法面上部に設けたアンカー(主に立木を使用)と、RCMを十分な強度を持つ2本のワイヤーで接続し、安全を確保してから工事を行う。車体も高所の傾斜に対応し、作業体を常に水平に保つリフティング装置を搭載するなど、さまざまな改良が施されている。
こうしたさまざまな機能を備えたRCMを導入することにより、高所法面作業における安全性の向上、工期短縮、省力化を実現した。
本工法は高所法面工事のパイオニアとして着々と実績を積み上げ、2021年度までに公共事業だけで5,000件余りの施工実績を挙げている。
◆ RCM03(0.1㎥)クラス
・登坂角度80度
・搭乗、ラジコン操縦可
・油圧ブレーカー設置により岩盤掘削も可能
・小規模から中規模工事に適している
◆ RCM06(0.25㎥)クラス
・ 登坂角度80度
・ 搭乗、ラジコン操縦可
・ 油圧ブレーカー設置により岩盤掘削も可能
・ 中規模から大規模工事に適している
◆ RCM12(0.45㎥)クラス
・ 登坂角度80度
・ 油圧ブレーカー設置により岩盤掘削も可能
・ 搭乗、ラジコン操縦可
・ 中規模から大規模工事に適している
RCMは、高所法面の切り取り、掘削、整形や既設モルタルの取り壊しなどの工事で使用されている。
また、土砂崩れ等、被災地の災害復旧でも使用されている。
また、バケットやブレーカなどのアタッチメントを交換することで、さまざまな作業に対応可能である。
現場ごとの施工条件がある中、作業の目的や規模に対応した機種を選択することで、効率的で経済的な作業が行える。
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最終更新日:2024-08-19