電子カタログ
「はく落防止対策性能照査試験/引張接着性試験/付着強度試験|構造物調査|一般財団法人日本品質保証機構」の資料請求はこちらから
昨今のトンネル内でのコンクリート塊落下事故や高架橋からのコンクリート片はく落事故などを受けて、第三者被害を未然に防止するための補修・補強工事が各構造物管理者に求められている。
日本品質保証機構(JQA)では、各管理団体が性能確認を要求している、はく落防止の押抜き試験に加え、NEXCO試験法に基づく繊維補強コンクリートを用いた押抜き試験も実施している。
既設コンクリートへの新たな部材継ぎ足しや、断面修復材で補修する場合には、材料の付着性能が求められる。
JQAでは、NEXCO試験法422「付着性能試験方法」、432「断面修復用吹付モルタルの試験方法」、439「床版上面における断面修復用補修材の試験方法」に対応した、円柱供試体を用いた引張接着性試験を実施している。
コンクリート構造物を補修・補強するために使用される断 面修復材には、下地コンクリートとの付着性能が求められる。
JQAでは、断面修復工法の品質や性能を確認する試験とし て、土木学会規準「コンクリート構造物用断面修復材の試験方法」「JSCE-K561」(φ5㎝の治具)による付着強度試験を実施している。
コア抜き・治具取り付け作業まで含めた対応が可能で、建研式接着強度試験「JSCE-E545準用」(4㎝角の治具)も行うことができる。
高速道路や橋などのコンクリート構造物において、塩害や中性化、 ASRなどの劣化に伴う床版下面の大規模な補修が行われ、補修工法として、劣化部をウォータージェット工法で除去した後、吹き付けモルタルを用いる断面修復工法が採用されている。
JQAでは、NEXCOの断面修復における各種要求性能が規定されている「構造物施工管理要領」より、鉄筋背面への充填性試験を実施している。
近年、コンクリートの塩害・凍害対策として注目されている表面含浸工法は、コンクリート表層部の組織の改質や特殊な機能の付与などの実現に向け、コンクリート表面に含浸材を塗布し、構造物の耐久性を向上させる工法で、低コストで施工が容易なことから年々需要が高まっている。
JQAでは、NEXCO構造物施工管理要領で定められている「JIS K 5600-2-4:ピクノメーター法」を用い、材料受け入れ検査時に実施する試験を行っている。
コンクリート構造物の長寿命化に対する補修・補強対策として注目されているひび割れ含浸材料。
JQAでは、「NEXCO試 験法426」に基づき、供試体を用いたひび割れ含浸材料の性能試験を実施している。
「はく落防止対策性能照査試験/引張接着性試験/付着強度試験|構造物調査|一般財団法人日本品質保証機構」の資料請求はこちらから
最終更新日:2025-03-26
「調査試験」の他のカテゴリ