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「斜張橋ケーブル点検ロボット VESPINAE®|構造物調査|株式会社長大」の資料請求はこちらから
遠隔操作で斜張橋等のケーブル表面を近接撮影し、損傷の有無を調査できる点検ロボット(愛称:グルッチェ)。
撮影した動画を基に、AIによる画像解析で変状を抽出して、損傷の有無や位置を判断する。
また、撮影した動画からケーブル表面の外観展開画像も作成できる。
国土交通省令(H26)により、橋梁(2.0m以上)の全部材に対して5年に1回の近接目視を基本とした点検の実施が義務付けられている。
斜張橋ケーブルの多くは、亜鉛メッキ鋼線を束ねたものをポリエチレンで被覆する防錆構造だが、このケーブル被覆が損傷し雨水が浸入すると、銅線の腐食が進み耐荷力の低下につながることが懸念される。
従来の点検方法は、高さに制限のある高所作業車による点検か、効率面での懸念点があるロープ高所作業による直接目視での点検だった。
本技術は高所作業を伴わず、点検ロボットを遠隔で操縦することができるため、迅速かつ安全な点検実施が可能になる。
・特許第6560274号
対応ケーブル径 | φ80~φ260mm |
外形寸法 | 1156×1156mm |
総重量 | 約7.0kg(バッテリー装着時) |
材質(フレーム・プロペラ) | CFRP(カーボン) |
設計推力 | 約145N(15kg) |
女神大橋(長崎)、坂東大橋(群馬-埼玉)、大島大橋(長崎)、とよみ大橋(沖縄)、鷹島肥前大橋(長崎)、かつしかハープ橋(東京)、矢部川大橋(福岡)、中央大橋(東京)
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最終更新日:2024-08-13
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