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「鋼構造物表面処理用レーザークリーニング工法 JPL工法®/密閉集塵式パルスレーザー表面処理工法|道路付属物塗替工|一般社団法人日本パルスレーザー振興協会」の資料請求はこちらから
「JPL工法®」は、橋梁等の素地調整工程において、高パワーのパルスレーザー照射および集塵システムを用いることにより塗膜・錆を除去する技術。
従来のブラスト工法による素地調整と異なり、騒音や粉塵の発生を抑制できる。
対象母材の表面に高ピークパワーパルス発振レーザーを照射すると、素材よりも吸収率の高い汚れの膜やその下の酸化物がエネルギーを吸収し、下地面で反射されプラズマが発生する。
これにより対象表面の汚染物は気化し、粒子化された汚染物等は独自システムにより即時に回収される。
「密閉集塵式パルスレーザー表面処理工法」は、密閉集塵ボックスによって遮蔽された区画にパルスレーザー処理を施し、発生した粉塵等を吸引回収する技術。
密閉集塵ボックスを用いることで、より騒音の発生や粉塵の拡散を抑制する。
[適用可能な素地面]
・鋳鉄、鋼、アルミ、ステンレス、銅などの非鉄金属
・コンクリート面、石膏など
[特に効果の高い適用範囲]
・粉塵や騒音の対策が必要な住宅街周辺、河川上、海上における素地調整
・PCB・鉛・六価クロムなどが含有する塗膜除去による作業環境や特別管理産業廃棄物処理が懸念される素地調整
・足場の架設が困難な既存の橋梁等においての素地調整
・飛来海塩粒子による付着塩分の除去が必要な素地調整
[適用できない素地面]
・バフ面、圧延鏡面、カーボン地、布、プラスチック、ゴム等には適用不可
・密閉集塵式パルスレーザー表面処理工法の場合は、密閉集塵ボックスによる遮蔽が困難である複雑な形状には適用不可
ハイパワーレーザーシステムは専用システム車(ハイエースまたは2tトラック)により全国どこでも移動・展開ができ、システム車から最長50m離れた施工箇所まで対応可能。
小型・軽量なローパワーシステムは、普通乗用車などで持ち運びが可能なため、さまざまな現場環境へ柔軟に対応できる。
①グリース・油分の除去
媒体にダメージを与えることなく、二次産廃の排出もゼロ。
鋳型などのメンテナンスに最適。
②錆の除去
インフラや橋梁などの塗装前、溶接前後の下地処理を含め点検・補修作業を飛躍的に効率化できる。
③塗膜剥離・落書きの除去
石材、コンクリート、鉄材などの幅広い母材に対する塗り替え工事や落書き除去作業に適応。
有害物質などを含有した塗膜を飛散させずに安全に剥離できる。
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最終更新日:2025-03-13