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橋梁用制震装置 DRFダンパー|橋梁補修補強工|青木あすなろ建設株式会社

NETIS登録番号:KT-200137-A
摩擦ダンパーの機構
摩擦ダンパーの機構
固定支承用ボールジョイント型.
固定支承用ボールジョイント型

仕様
橋軸直角方向用スライド型
橋軸直角方向用スライド型

概要

DRFダンパー(ダイス・ロッド式摩擦ダンパー®)は金属同士の摩擦の特性を利用した摩擦抵抗型の制震デバイスである。
所定の荷重未満は静止摩擦によって変位せず、所定の荷重に達すると安定した摩擦荷重を維持しながら変位し、地震エネルギーを摩擦熱エネルギーに変換し吸収する。
そのため、 DRFダンパーを橋梁の上部構造と下部構造の間に設置することで、固定支承部や橋軸直角方向の制震化を可能にし、橋梁の耐震性能が大幅に向上する。
 
首都高速道路㈱との共同研究で実用化し、2021年には第23回国土技術開発賞に入賞した。
 
 

特長

  1. 中小地震時(レベル1)は固定
    静止摩擦により上部構造の変位(揺れ)を固定するサイドブロックとして働き、固定支承部と橋軸直角方向にも配置が可能となる。
  2. 大地震時(レベル2)はエネルギー吸収
    最大静止摩擦力に達するとDRFダンパーが摺動し、地震エネルギーを吸収するダンパーとして働き、上部構造の揺れを抑制、下部構造の地震応答(損傷)を低減する。
  3. 想定外(レベル2超え)の地震時等は変位制限
    ダンパーの最大ストロークに達すると落橋や近接構造物との衝突を回避する変位制限構造として機能する。
  4. コンパクトサイズ
    金属のみで構成され、小型軽量であるため、設計の自由度が高く、施工性に優れる。
  5. 代表的サイズ

    仕様 摩擦荷重
    (kN)
    ストローク
    (㎜)
    全長
    (㎜)
    重量
    (㎏)
    ボール ジョイント 800 ±200 1524 432
    1000 ±200 1632 578
    スライド 800 ±150 905 470
    1000 ±150 1005 720
  6. 高減衰性能
    完全剛塑性に近い履歴特性でエネルギー吸収性能に優れる。
  7. 経年耐久性
    摺動する金属部を密閉することでメンテナンスが不要である。
    屋外放置で建物耐震補強に使用したシリンダータイプのボールジョイント型DRFダンパーが20年後も性能にほぼ変化のないことを確認した。

 
 

納入実績

設置年 場所 摩擦荷重
(kN)
ストローク
(㎜)
基数 方向
2020 首都高速11号台場線 1000 ±150 4 直角
650 ±200 2
2022 首都高速 1号上野線 1200 ±300 24 橋軸/直角
800 ±200 2 直角

11号台場線の改良工事ではレベル2地震時の橋脚応答曲率が37%~41%に低減した。

 

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住所 〒 108-0014 東京都港区芝4-8-2 TEL 03-5439-8513 FAX 03-5439-8531
HP https://www.aaconst.co.jp/

最終更新日:2024-09-30

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