電子カタログ
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橋梁伸縮装置部からの漏水を、耐圧防水樹脂「ジェラフィン」を充填することにより止水する工法。
従来は伸縮装置の取り換え等で対応していた。
本工法では、主剤と硬化剤、およびジェラフィンフレークを混合して充填することで止水ができる。
硬化後は、弾力性に優れた樹脂状となり、対象物に密着することで止水機能を回復させる。
施工が容易なことから熟練工が不要となり、工程短縮とコスト削減が期待できる。
「ジェラフィン(Jellafin®)」は、深海で電子回路を動作させることに特化し、高い弾性力と密着力を併せ持つ耐圧防水樹脂。
2液混合前の状態がゼリー状のパラフィン(オイル)に類似している特性に基づいて名付けられた。
塩分や硫化水素への耐候性を有するため、海岸や温泉近辺へ設置する伸縮装置の防水には特に効果的である。
安全性に関しては、硬化後のジェラフィンは浸出試験の結果から人体に有害な成分は出さないことが証明されている。
また、耐久性能試験で耐用年数30年相当の引張圧縮繰り返し試験をクリアし、長期間の止水効果の持続が期待できる。
●ジェラフィンの特性
試験項目 | 試験条件 | 規格値 | 試験方法 | 試験結果 |
比重 | 20℃ | 1.1±0.2 | 試験法409 | 0.873 |
硬度 (アスカーC) |
20℃ | 8±5 | 試験法409 | 11 |
最大引張応力度 (kN/㎡) |
20℃ | 80以上 | 試験法409 | 102 |
復元性試験(%) | 50%圧縮 | 90以上 | 試験法409 | 100 |
引張圧縮 繰り返し試験 |
7,000回 | 異状が ないこと |
試験法409 | 11,000回 |
吸水率(%) | JISK6911 | 0.02 | ||
伸び率(%) | JISK7161 | 220 | ||
発火点(℃) | ASTM E659 | 385 |
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最終更新日:2024-12-04