覆工板とは
<資材の概要>
覆工板は、地下鉄工事をはじめ地下街の建設、上下水道工事、地下駐車場、共同溝工事など都市部において路面を掘削し地下空間での工事を行う際、開削された路面を一時的に覆工し、地上の交通を阻害しないようにする路面覆工板のほか、仮橋、仮桟橋などの床版としても利用されている。
<資材の特徴>
覆工板は、5本のH形鋼のフランジ間を接合し、側面を鋼板で補強した製品である。落し込み式と締結式があり、落し込み式は、受梁の上に敷き並べるタイプで、締結式は、受梁に覆工板を固定して騒音、振動などの周辺環境を考慮して覆工板のがたつきを抑制するタイプ。
軽量覆工板は、中空角型鋼管の側面を互いに接合した製品であり、人力での設置・撤去が可能である。