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本工法は、炭素繊維シートを用いて、既存建築物の独立柱、垂壁・腰壁付柱、袖壁付柱、耐震壁、スラブ付梁等の耐震部材を補強する工法である。
CFアンカー(炭素繊維ストランドを束ねたもので、この束ねたストランドの端部を扇状に広げて炭素繊維シートに接着する)を併用することにより、炭素繊維シート補強のメリットである施工性、安全性、静粛性はそのままに、壁付柱やスラブ付梁・耐震壁にも、独立柱と同様に高い補強効果が得られる。
本工法の「既存建築物の耐震改修設計施工指針」は、数多くの実験データに基づいて作成されており、(一財)日本建築防災協会の技術評価を更新取得(建防災発第23002号/2023年4月)している。
また、(一財)土木研究センターから炭素繊維シート端部の定着材料として「CFアンカー」の建設技術審査証明を更新取得(建技審証第0603号/2021年11月)しており、建築物だけでなく橋脚・橋梁、水処理施設等のコンクリート構造物の補強分野にも適用されている。
使用材料/SR-CF工法研究会が規定する評価試験に合格した材料とする。
施工可能企業/施工品質確保の観点からSR-CF 工法研究会会員で繊維補修補強協会が付与する有資格者が在籍し、研究会が実施する設計施工講習会受講者の指導による施工に限定。
施工地区/全国
実績件数/(官)1400件(2024年1月末現在)
(橋梁関係、上下水道処理施設、建築物)
(民)1382件(2024年1月末現在)
(建築物・土木構造物)
[適用条件]
自然条件/ 気温が5℃以上、結露・漏水がないこと。
作業条件/ 作業スペースは補強したい部材周りに1m幅以上確保できること。
[適用範囲]
適用可能な範囲/補強対象となる建物は、建築年代や用途により鉄筋の種別(丸鋼、異形鉄筋)や構造形式(RC造、SRC造)などさまざま。SR-CF工法では、各種構造に対応した補強設計が確立されている。また、補強する既存建築物部材のコンクリート強度は11.8N/㎟以上(設計式は9N/㎟まで適用できることを実験により確認済)、橋梁などの土木構造物の場合のコンクリート強度は21N/㎟以上。
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最終更新日:2024-08-05