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低騒音・低振動・低粉塵型目荒らし工法 ブラストキー工法|耐震・免震・制震工事|ブラストキー研究会

NETIS登録番号:KT-230216-A
ブラストキー工法による施工事例
ブラストキー工法による施工事例
チッピングによる目荒らし(左)ブラストキーによる目荒らし(右)
チッピングによる目荒らし(左)ブラストキーによる目荒らし(右)

 

概要

ブラストキー工法は、施工者が精度良く一定形状で施工でき、かつ定量評価を行いやすい目荒らし方法として開発された技術である。
湿式コアドリルと専用のコアビットを用いることで、円柱状の凹形状(ブラストキー)を安定して形成でき、施工者の熟練度に左右されにくい均一な施工を可能とする。
 
従来、耐震補強工事などの既存コンクリート面の目荒らしは電動ピックによるチッピングが主流であったが、本工法では回転穿孔によりコンクリートを削り出すため、施工時に発生する騒音・振動・粉塵を大幅に低減できる。
その結果、施工時の周辺環境の影響負荷を低減した施工が可能となる。
また、目荒らし形状が明確かつ均一であるため、ブラストキーの個数で品質を容易に管理でき、せん断耐力も定量的に評価できる点も特長である。
 
 

施工方法

本工法は、市販の湿式コアドリル(写真①)に専用のダイヤモンドコアビット(写真②)を用いてコンクリート表面を切削し配置される。
施工は施工面に湿式コアドリルを押し付け、切削を行う(写真③)。
1カ所当たりの施工時間は、コンクリートの強度や施工態勢などによるが、概ね40~60秒程度である。
形状は直径52㎜、深さ5~9㎜である(写真④)。

写真①:湿式コアドリル
写真①:湿式コアドリル
写真②:専用ダイヤモンドコアビット
写真②:専用ダイヤモンドコアビット
写真③:施工状況
写真③:施工状況
写真④:施工後のブラストキー形状(直径52㎜、深さ5~9㎜)
写真④:施工後のブラストキー形状
(直径52㎜、深さ5~9㎜)

 
 

特長

  1. 既設構造物のあらゆる接合面に適用可能
    耐震補強の接合面に限らず、新築・増設工事におけるコンクリート接合全般に幅広く適用できる。
  2. 建物を使いながら施工可能
    打撃を行わない目荒らし工法であるため、固体伝搬音を大幅に抑制できる。
    粉塵の発生もほとんど生じないため、使用中の建物においても施工が可能である。
  3. せん断耐力の定量評価が可能
    技術者の技能に左右されず一定の形状で施工できるため、せん断耐力の定量評価が可能であり、設計における信頼性を高める。
  4. 簡単な施工で容易な品質管理
    チッピングでは管理が困難であった目荒らし面積も、本工法では個数管理が可能となり、品質管理の効率化を図ることができる。

 
 

施工事例(某小学校改修工事)

本工事は学期中に実施される耐震補強工事であり、通常のチッピング工法では騒音・振動が大きく、授業への影響が懸念された。
そのため、騒音・振動・粉塵の発生を抑制できる本工法が採用された。
その結果、施工中も授業に支障をきたすことなく工事を進めることができた。

施工事例
施工事例

 
 

技術認定・受賞歴

●建築研究振興協会技術(性能)評価取得 BRP-R1803014-0ST
●NPO耐震総合安全機構JASO推奨品・推奨工法認定 No.016
●NETIS(新技術活用情報システム)登録 KT-230216-A
●2024年日本コンクリート工学会賞(技術賞)受賞

 

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