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Hi-jet工法とは、水を有効に利用した工法で「環境」と「作業者」の安全を守るためのアスベスト除去技術である。
水圧をコントロールすることで水量を調整し、超高圧でターゲットのアスベストを破壊、除去し、除去面ならびにその一帯を洗浄する。
また、同工法で使用された汚泥水は1カ所に集められて自然沈降分離させた後、HEPAフィルター同様の0.3マイクロメーターより細かいフィルターでろ過し、PH処理とアスベスト検査を行った後に下水溝などへ放流する。
作業床は防水シートによって養生されるため、作業中に使用される水が未回収のまま外に流れ出すことがない。
1980年代後半までに建てられた建築物のビニル系床材には、強度や耐熱性能を強化するために、アスベストが使用されてきた。
また、下地との接着強度を高めるために、アスベスト含有床用接着剤も2002年まで使用されてきた。
近年はこれらのアスベストも問題視され始め、安全かつ適切な処理が求められている。
同工法では、専用の機械を用いて飛散を最小限に抑え、安全かつ確実に除去することができる。
煙突の上部と下部のボイラー室に密閉した仮囲いを設置し、「煙突アスベストライニング材除去装置」を吊り下げ、超高圧水発生ポンプ車から供給される超高圧水を専用ノズルから噴射・同時に回転させ、可変速度機能付きチェーンブロックで煙突内を上下に移動する。
その噴射した超高圧水で、煙突内のアスベストライニング材の湿潤・削り落とし・洗浄を一連の作業で、効率良く安全に除去を行える。
最後に点検口に削り落とした汚染物質を適切に処理し、終了。
排水処理も不要。
煙突内径 | φ100~φ3,500mmまで可能 |
煙突長 | 200m程度まで可能 |
煙突構造 | 金属煙突、コンクリート煙突、レンガ煙突 |
処理煙突規模等
施工条件 | なし |
除去煙突 | 丸形、角形等全ての煙突ライニング材 |
水量・水圧 | 20L/分・100MPa以上 |
隔離作業区域の換気回数(負圧) | 40回(-20~-40Pa) |
粉じん飛散のリスク | 発塵少なく飛散リスクは非常に少ない |
上昇気流と下降気流等による陽圧対策 | 対応済み |
隔離養生方法等 | ポリエチレンシートと防水シート床養生 |
廃棄物処理 | 吸水性樹脂による遊離水処理後2重袋詰めじ |
汚染水処理 | 不要 |
除去難度 | 断熱材はもとより硬質のライナー部やコンクリートに食い込んだアスベストも1工程にて除去可能 |
評価 | まれに発生する隔離区域の陽圧対策、作業床からの汚染水流出防止防水対策もある優れた工法 |
あらゆる下地調整材も一工程で除去し、工費軽減と工期短縮を実現。
245MPaの超高圧水を超高圧水発生ポンプで発生させ、同時吸引式の特殊なアタッチメントで湿潤、噴射、剥離、吸引を同時に行い、上塗り材および下地調整材を飛散防止しながら除去。
剥離剤では除去できない無機質の下地調整材の除去も可能。
施工条件 | なし |
除去後の取り残し | 100%除去 |
粉じん飛散のリスク | 水で除去するため湿潤状態となり、飛散の恐れが減る。 |
評価 | あらゆる塗材はもとより下地調整塗材まで除去が可能。1日1台当たりの施工能力が50㎡で高いため工期短縮につながる(大規模工事に適している)。 |
判定 | 無機系下地調整塗材も一工程にて除去処理ができて 取り残しがない。 |
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最終更新日:2025-07-23