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「床版コンクリート内部変状の微破壊検査工法 Single-i工法|構造物調査|一般社団法人 Triple EYE協会」の資料請求はこちらから
「Single-i工法」とは橋梁などの床版の耐力低下を招くコンクリート内部に発生したひび割れや土砂化、空洞などの変状を正確に検査し、その場で確認できる微破壊検査技術である。
極小口径で削孔した床版コンクリートの孔内に特殊カラー樹脂を注入、高性能内視鏡を用いてステレオ撮影し、床版内部の直視方向と側視方向の画像と、専用ソフトを用いて作成した床版内部の柱状図を報告書に取りまとめることができる。
橋梁などの床版については、電磁波レーダー探査を用いた診断技術によるスクリーニングとの併用が効果的である。
1.コンクリート内部の変状をi-SCOPE(高性能工業用内視鏡)で撮影し鮮明な画像や動画記録として保存可能
2.本技術の穿孔ビットは、鉄筋を切断しない仕様
3.床版コンクリートの舗装上面からの調査や治具を真空吸着させて床版下面から上面に向けての穿孔、または補強鋼板下面からの調査も可能
4.浸透性の高い特殊カラー樹脂を使用するため、0.01㎜以上の微細なひび割れの検出が可能
5.削孔部は短時間で固化する補修材で簡単に充填でき、早期交通開放に有効
●検査フロー
①調査箇所選定などの準備→②鉄筋位置の確認→③一次削孔(削孔径:φ5㎜)→④特殊カラー樹脂注入→⑤二次削孔(削孔径:φ9または10.5㎜)→⑥内視鏡による孔内調査→⑦削孔部の充填補修→⑧柱状図の作製
●適用範囲
・橋梁上部構造(床版・コンクリート部材)内部のひび割れ、土砂化、防水層とコンクリート界面の剥がれ調査
・コンクリート補修工事における施工前調査
・ひび割れ補修や後打ちコンクリート界面の施工調査
・鉄筋量の多いコンクリート構造物や、一部鋼床版の調査に適用が可能
●削孔状況
●報告書イメージ
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最終更新日:2025-09-26
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