NETIS登録番号:(旧)KT-07088
低空頭狭隘地施工対応 LHBW掘削機
空頭制限・狭隘部での施工事例
概要
LHBW工法とは、キャタピラーを付けたベースマシンに5軸ドリルを搭載し、機動性を確保しながら山留め壁を構築する工法である。
機械高を抑えているため、4m※1の超低空頭環境での施工も行うことができる。
ドリルは5軸あり、従来機械よりも作業時間の短縮を図ることができる。
※1 4mの施工はLHBW2号機・3号機のみ可能。
掘削機の種類・用途
[LHBW 掘削機 概要寸法]
|
高さ mm |
幅 mm |
長さ mm |
壁厚 mm |
1号機 |
5,300 |
2,490 |
6,901 |
600~800 |
2号機 |
3,950 |
2,840 |
7,480 |
600~800 |
3号機 |
3,650 |
2,800 |
7,980 |
800~1,000 |
※長さ=施工芯~掘削機後端まで
LHBW1号機
・空頭制限6mの現場でも施工可能
・幅が2.5mと狭いため、狭隘部での作業に最適
・壁厚600~800mmまで対応可能
LHBW2号機
・空頭制限4mの現場でも施工可能
・低空頭に対応しながらも、
壁厚は1号機と同じ600~800mmまで対応可能
LHBW3号機
・機械高は2号機よりさらに20cm低いことで
超低空頭での施工が可能
・低空頭に対応しながらも、
壁厚は2号機より向上し、
800~1,000mmまで対応可能
・ロータリーカッター仕様
特長
- 超低空頭(4m)での施工が可能
LHBW工法の強みは超低空頭(4m)での施工が可能なことである。
高架下や地下、橋梁下など、すでに既設建造物がある現場での作業に力を発揮する。
- 等厚壁により芯材ピッチの変更ができる
専用機は、5軸ドリルを搭載し、小判形に掘削ができ等厚な壁を形成できるため、芯材ピッチを変更することができる。
また、連続性もあり、止水性にも優れている。
- 狭隘部では縦掘が可能
狭隘部では機械が作業するスペースも確保できないことがあるが、斜め掘削を行えるLHBW工法専用機は効果を発揮する。
ドリル本体を直角にセットし、縦掘が可能なため、作業帯巾が5m程度の狭隘部でも施工することができる。
適用現場例
- 高架下や地下、橋梁下など施工が空頭制限のためできない
- 線路内や地下など狭隘部の作業に入る機械が見つからない
- 難しい場所での山留め工事を行いたい
線路内
高架下
橋梁下
路下
「低空頭狭隘地対応山留壁工法 LHBW工法|基礎工|日本ジオス株式会社」の資料請求はこちらから
最終更新日:2023-09-25