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グリーンポケット工法|法面緑化工|グリーンポケット協会

施工直後(フレーム吹付タイプ)
施工直後(フレーム吹付タイプ)
施工後(3年後、全面が緑化されている)
施工後(3年後、全面が緑化されている)

 

概 要

グリーンポケット工法は、モルタル・コンクリート吹付工および吹付法枠工に植生工を併用した法面緑化工法である。
植生基盤をプランター状に造成するため、植物が生育しやすく、従来工法の植生工では永続的な緑化が困難であった急傾斜地(1:0.5より急な勾配)でも安定した緑化が維持できる。
 
 

特 長

本工法はタイプが豊富なため、法面の状態や法面保護工の種類、緑化の目的・目標に応じたタイプを選択できる。

  1. ポケットタイプ
    植生基盤となる客土袋をリブネットとアンカーピンで固定し、吹付工で巾着状に成形するタイプ。
    植栽孔が客土袋上部に付き、雨水を効率よく確保するとともに、植生基盤(客土袋)に対して植え穴が小さいため、水分の蒸発が少なく保水効果に優れた構造である。
    法面の形状や基盤の肥沃度、土質などにより植生基盤量40L(P4型)、90L(PW型)から選択する。

  2. カットタイプ
    植生基盤となる客土袋を地山に埋設するタイプ。
    基盤部分が盛り上がらず、平滑な仕上がり面となる。
    植栽部分を除き、法面全体を吹付けるため、雑草の侵入抑制効果に優れている。
    風化しやすい軟岩やローム層、硬い土砂層が対象。

  3. フレーム吹付タイプ
    法枠の横梁上部に植生基盤を造成し、吹付工で仕上げるタイプ。
    植生基盤を吹付工で覆い、法枠と一体化させることで、水分の蒸散を少なくできるため、植物が乾燥害を受けやすい法面に適している。

  4. プレキャストタイプ
    防錆加工を施したリブネットで植生基盤を造成するタイプ。
    吹付工が困難な場合や修景・美観に配慮する場合に最適。

 

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HP https://www.gpa.gr.jp/

最終更新日:2024-05-20

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