| 新規性 |
劣化因子である塩化物イオンを吸着・固定できる「塩分吸着剤」を含む前処理材・下塗材にすることで、塩害による塗膜の再劣化防止が期待できる。 |
| 品質性 |
塩化物イオン吸着性能が前処理材6.4mg/g以上、下塗材5mg/g以上であり、サイクル腐食試験(180サイクル)後の塩水噴霧試験(5000時間)では腐食面積率基準10%未満に対して1.4%である。 |
| 経済性 |
現場の状況・劣化状態などに応じて、現場で適用可能で最も防錆効果が高いケレン種類と塗料の組み合わせを選択できるため、コスト縮減が図れ、経済性の向上が図れる。 |
| 省人化・省力化 |
従来技術と同程度。 |
| 施工性・工期短縮 |
塗装構成が従来技術の5層構成から新技術は4層構成に減少したため、工程が20日/500m2から19日/500m2に短縮する。 |
| 耐久性・長寿命 |
塩分吸着剤を含む前処理材・下塗材により、劣化因子である残存錆の塩化物イオンを吸着・固定し、防錆効果を持つ亜硝酸イオンを放出するため、防錆環境を創成・維持し、長期にわたって再劣化を防止できる。 |
| 維持管理 |
防錆環境を創成・維持できるため、長期耐久性が期待できる。日常点検、定期点検により塗膜の状況を定期的にチェックし、変状が発見された場合には必要に応じて補修を検討する。 |
| 景観・美観性 |
従来技術と同程度。 |
| 環境性 |
2種、3種ケレンを適用した場合、周辺への騒音が低減され、廃棄物の発生が抑制できるため、周辺環境への影響抑制が図れる。 |
| 施工の安全性 |
従来技術と同程度。 |
| 特許、審査証明など |
特許番号 特許第6288670号実施権 通常実施権 特許権者 株式会社ジェイアール総研エンジニアリング、株式会社複合材料研究所 |
| 施工実績 |
国土交通省7件、その他の公共機関59件、民間等8件、合計74件(2025年6月現在) |
| 適用範囲 |
鋼構造物全般(橋梁など)の長期防錆塗装工事に適用でき、海岸地域で飛来塩分の影響を受ける鋼構造物や凍結防止剤を散布する道路橋とその鋼製付属物に対して特に効果が高い。 |