- 2014-08-08
- 特集 環境と共生する技術 | 積算資料公表価格版
1.はじめに
一般社団法人日本建設業連合会(日建連)は、建設業の総合的な環境対策を推進するため、
日建連会員の環境行動指針として位置づけた「建設業の環境自主行動計画(第5版)」(計画期間2013-2015年度)を策定し、
①環境経営の実践(環境経営の充実、環境配慮設計並びに保全技術の整備・活用の促進)、
②LCCO2の削減(施工段階並びに設計段階における温暖化対策)、
③建設副産物対策、
④生物多様性の保全(生物多様性の保全および持続可能な利用)
を重点課題として、各部会で活発な活動を展開している。
環境委員会保全技術部会では、上記①の一環として、
会員会社が開発した環境保全に関する技術や手法を2003年度から事例集として取りまとめ、
会員会社への情報提供および広く一般へのPRに活用してきた。
2013年度も新たに開発された事例54件を追加収録したほか、更新等の整理を行い、合計678 件の事例を掲載した。
収録事例は、
「該当種別」、
「特許」、
「環境保全に関する項目」、
「自然再生、環境創造に関する項目」
からキーワードを選択して検索できる。
今後、東日本大震災により避難を余儀なくされている住民の皆様の一日も早い帰還を目指し、
復旧・復興事業や除染事業が更に加速するものと予想される。
また、2020年に東京開催が決まったオリンピック・パラリンピックに向けて
湾岸地域、羽田・成田など首都圏の機能強化が喫緊の課題となっている。
これらの建設事業を円滑に執行するには、
建設業界の保有する、省エネ、省資源、地球温暖化防止、
生物多様性保存に係わる環境保全に関する技術や自然再生、環境創造に関する技術、
除染、除染廃棄物処理に関連する技術、手法等が大きな役割を果たすものと考えている。
本稿では、下記に示す切り口から、技術・手法の事例の一端を紹介する。
①施工時における生態系との共生を図る技術
②都市部での小動物が生息できる環境の整備
③市街地に残る緑地の保全
④多自然型河川形成
⑤河川・湖沼の水質改善技術(1)
⑥河川・湖沼の水質改善技術(2)
⑦ビオトープ形成技術
⑧ミチゲーション技術
⑨法面緑化・植林技術(1)
⑩法面緑化・植林技術(2)
①施工時における生態系との共生を図る技術
②都市部での小動物が生息できる環境の整備
③市街地に残る緑地の保全
④多自然型河川形成
⑤河川・湖沼の水質改善技術(1)
⑥河川・湖沼の水質改善技術(2)
⑦ビオトープ形成技術
⑧ミチゲーション技術
⑨法面緑化・植林技術(1)
⑩法面緑化・植林技術(2)
月刊 積算資料SUPPORT2014年08月号
特集「環境との共生に貢献する技術」

最終更新日:2023-08-03
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