積算資料公表価格版
プレミックス調合モルタル
品名 | 規格 | 単位 | 公表価格 |
---|---|---|---|
モルタルエース | MS-0 防水・塗装下地調整 ひび割れ用 塗厚0.5~1.0mm 容量14kg | 袋 | 3,640 |
モルタルエース | MS-2 防水・塗装下地調整 表面保護用 塗厚1.0~3.0mm 容量14kg | 袋 | 3,640 |
モルタルエース | MS-5 防水・塗装下地調整 不陸調整用 塗厚3.0~5.0mm 容量14kg | 袋 | 3,640 |
鹿島ドライモルタル | 容量25kg | 袋 | 1,800 |
ホームジャリコン | 容量20kg | 袋 | 1,600 |
太平洋モルトップエマルション | セメントモルタル塗り用吸水調整材 容量18kg | 缶 | 18,000 |
太平洋モルヒットエマルション | 太平洋モルヒット・エコ厚塗用混和材 容量18kg | 缶 | 22,000 |
RSモルタル-NF | 上水道施設用ライニングモルタル ノンポリマー・ノンファイバー 容量25kg | 袋 | 6,500 |
リペモル | #-SSタイプ 無収縮急硬 仕上用モルタル(高密度) 容量10kg | 袋 | 4,500 |
リペモル | #-タイプ 無収縮急硬 仕上用モルタル(高密度) 容量10kg | 袋 | 4,000 |
リペモル | P-タイプ 無収縮急硬 仕上用モルタル(削整形用) 容量20kg | 袋 | 7,000 |
リペモル | ライトタイプ 無収縮軽量急硬ポリマーセメント 容量10kg | 袋 | 4,000 |
リペアクイック | コンクリート二次製品急結仕上用モルタル 容量20kg | 袋 | 6,500 |
シーラーN #45 | モルタル接着増強剤,吸水調整材 容量18kg | 缶 | 21,500 |
品名 | 規格 | 単位 | 公表価格 |
---|---|---|---|
ドクターQ | 補修用 速硬性プレミックスモルタル 塗厚2~15mm 容量20kg | 袋 | 6,800 |
ドクターQ | 床・厚塗用 速硬性プレミックスモルタル 塗厚5~30mm 容量20kg | 袋 | 6,500 |
ドクターQ | ライト 速硬性プレミックスモルタル 塗厚0~25mm 軽量 容量15kg | 袋 | 6,400 |
ドクターQ | スーパーライト JHS416規格品 塗厚1~60mm 超軽量 容量10kg | 袋 | 6,400 |
ドクターQ | ライトJ JHS416規格品 受注生産品 塗厚0~25mm 軽量 容量15kg | 袋 | 6,900 |
タイト・グラスター | 超速硬高流動性無収縮モルタル 容量25kg | 袋 | 5,000 |
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価格の適用 |
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【RSモルタル-NF】 関東・新潟価格。 【タイト・グラスター】 車上渡し。 【ドクターQ】 車上渡し。 【モルタルエース】 北海道・沖縄・離島除く価格。 |
■積算資料関連頁 2024年12月号593頁
プレミックス調合モルタルとは
<資材の概要>
左官工事に使用する材料で、主材料となる土(粘土)系、石灰(しっくい)系、セメント系、せっこう系の材料および補助材となるラスや糊類、着色剤などの総称である。左官工事とは、塗装、仕上塗材仕上げ、壁紙張り等の各種仕上工事の下地となるモルタル塗りやせっこうプラスター塗りおよび内外装の仕上げとして行う仕上塗材塗りやしっくい塗り等の工事で、左官工により、主にコテを用いて施工される。
<適用規格>
JIS A 5505(メタルラス)
JIS A 6904(せっこうプラスター)
JIS A 6916(建築用下地調整塗材)
<資材の特徴>
1.ラス
モルタル下地として使用される金網状の材料である。モルタルを金網に固定させ、剥落を防止する。モルタルに含まれる水分やアルカリ性に対応するために、亜鉛メッキ鋼板を原料としたラス網が主流になっている。主に補強用や、内部の薄塗り用として使用する平ラス、モルタルの塗厚を確保するために凹凸などの形状を付けた異形ラスなどがある。
2.せっこうプラスター
焼せっこうを主原料に、ドロマイトプラスター、消石灰、ニカワ質材、粘着材などを混ぜ合わせた材料である。せっこうプラスターは、水硬性で、凝縮も速く、乾燥における収縮が少なく、亀裂が生じにくく、仕上がりが白く美しいという特長がある。せっこうの主成分は硫酸カルシウムで、水に溶ける性質があり、使用は内装に限られる。
3.糊類
モルタルと混合する混和材料のひとつで、主に漆喰塗りに使用される。漆喰用の糊には大別して海草またはその加工品(天然糊)と水溶性高分子(化学糊)とがある。最近は化成品に優れたものが流通し、品質も安定して一般向きと言われているが、熟練した技能者の中には、従来から広く使われている海草のりでないと良い仕事ができないという声もある。古来わが国の漆喰工法(城郭や土蔵など)に優れたものが多いのは、糊の使用法に習熟していたことが一因とされており、それだけに材料の選定にあたっては慎重を期す必要がある。
4.パーライト
黒曜石または真珠岩の原石を製品に見合った粒の大きさに粉砕し、約1000℃で急激に加熱し、膨張させた材料である。セメントモルタルやプラスターなどの骨材として、室内の保温、断熱、耐火などの目的で用いられる。左官工事で用いる場合は、0.6mm、1.2mm、2.5mm以下などの粒度のものを適量混合して粒度調整されたものを用いる。
5.着色剤
モルタルに色を付けるために混和させて使用する材料である。水や溶媒に溶けない有色の微粒子粉体で、色粉(いろこ)とも呼ばれる。無機顔料と有機顔料に分類される。無機顔料は発色成分が無機質で、一般的に熱、光、アルカリなどに対して化学的に安定しており、隠ぺい力が大きいが、その色調は有機顔料に比べて鮮明ではない。有機顔料は色調が鮮明で着色力も高いが、熱や光に対して耐久性のないものが多く、色あせしやすい。このため、一般的には無機顔料が望ましいが、色によっては有機顔料を使わなければならない場合もあり、製品の性能や用途を確認した上で選定する必要がある。
6.プレミックス調合モルタル
セメントと種々の細骨材、混和剤をあらかじめ調合混入し、袋詰めしたモルタル材料。水と練り混ぜるだけで使用でき、品質を一定に保つことができる。下地調整用やラス下地用、タイル張り用、欠損部補修用などの様々な用途に向けて市販されているが、それぞれに特性があるため、材料の選定にあたっては製造業者の試験や実績などにより品質が確認されているものを用いる必要がある。なお、10mm程度以下の塗厚を前提としたプレミックス調合モルタルは、日本産業規格(JIS A 6916:建築用下地調整塗材)で品質が規定されている。
左官工事に使用する材料で、主材料となる土(粘土)系、石灰(しっくい)系、セメント系、せっこう系の材料および補助材となるラスや糊類、着色剤などの総称である。左官工事とは、塗装、仕上塗材仕上げ、壁紙張り等の各種仕上工事の下地となるモルタル塗りやせっこうプラスター塗りおよび内外装の仕上げとして行う仕上塗材塗りやしっくい塗り等の工事で、左官工により、主にコテを用いて施工される。
<適用規格>
JIS A 5505(メタルラス)
JIS A 6904(せっこうプラスター)
JIS A 6916(建築用下地調整塗材)
<資材の特徴>
1.ラス
モルタル下地として使用される金網状の材料である。モルタルを金網に固定させ、剥落を防止する。モルタルに含まれる水分やアルカリ性に対応するために、亜鉛メッキ鋼板を原料としたラス網が主流になっている。主に補強用や、内部の薄塗り用として使用する平ラス、モルタルの塗厚を確保するために凹凸などの形状を付けた異形ラスなどがある。
2.せっこうプラスター
焼せっこうを主原料に、ドロマイトプラスター、消石灰、ニカワ質材、粘着材などを混ぜ合わせた材料である。せっこうプラスターは、水硬性で、凝縮も速く、乾燥における収縮が少なく、亀裂が生じにくく、仕上がりが白く美しいという特長がある。せっこうの主成分は硫酸カルシウムで、水に溶ける性質があり、使用は内装に限られる。
3.糊類
モルタルと混合する混和材料のひとつで、主に漆喰塗りに使用される。漆喰用の糊には大別して海草またはその加工品(天然糊)と水溶性高分子(化学糊)とがある。最近は化成品に優れたものが流通し、品質も安定して一般向きと言われているが、熟練した技能者の中には、従来から広く使われている海草のりでないと良い仕事ができないという声もある。古来わが国の漆喰工法(城郭や土蔵など)に優れたものが多いのは、糊の使用法に習熟していたことが一因とされており、それだけに材料の選定にあたっては慎重を期す必要がある。
4.パーライト
黒曜石または真珠岩の原石を製品に見合った粒の大きさに粉砕し、約1000℃で急激に加熱し、膨張させた材料である。セメントモルタルやプラスターなどの骨材として、室内の保温、断熱、耐火などの目的で用いられる。左官工事で用いる場合は、0.6mm、1.2mm、2.5mm以下などの粒度のものを適量混合して粒度調整されたものを用いる。
5.着色剤
モルタルに色を付けるために混和させて使用する材料である。水や溶媒に溶けない有色の微粒子粉体で、色粉(いろこ)とも呼ばれる。無機顔料と有機顔料に分類される。無機顔料は発色成分が無機質で、一般的に熱、光、アルカリなどに対して化学的に安定しており、隠ぺい力が大きいが、その色調は有機顔料に比べて鮮明ではない。有機顔料は色調が鮮明で着色力も高いが、熱や光に対して耐久性のないものが多く、色あせしやすい。このため、一般的には無機顔料が望ましいが、色によっては有機顔料を使わなければならない場合もあり、製品の性能や用途を確認した上で選定する必要がある。
6.プレミックス調合モルタル
セメントと種々の細骨材、混和剤をあらかじめ調合混入し、袋詰めしたモルタル材料。水と練り混ぜるだけで使用でき、品質を一定に保つことができる。下地調整用やラス下地用、タイル張り用、欠損部補修用などの様々な用途に向けて市販されているが、それぞれに特性があるため、材料の選定にあたっては製造業者の試験や実績などにより品質が確認されているものを用いる必要がある。なお、10mm程度以下の塗厚を前提としたプレミックス調合モルタルは、日本産業規格(JIS A 6916:建築用下地調整塗材)で品質が規定されている。
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