1.はじめに
土木工事標準歩掛(以下、「標準歩掛」という)は、土木工事に広く使用されている工法について、施工合理化調査等の実態調査に基づき、土木施工に必要とされる標準的な機械、労務、材料等の所要量を...
はじめに
建設業は「地域の守り手」、「地域振興の担い手」として重要な役割を担う基幹産業であるが、東北地方においては進行著しい少子高齢化や、冬季の厳しい自然環境などから担い手の確保が大きな課題となって...
はじめに
国土交通省では、建設現場の生産性向上を図るi-Constructionの取り組みにおいて、これまで3次元モデルを活用し社会資本全体の整備、管理を行うCIM(Construction Inf...
鉄骨造からの転換
日本近代の建築構造は、幕末の洋風建築の上陸とともにスタートし、石造、煉瓦造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造(RC造)の順に根付いてゆくが、鉄骨造やRC造が出現したからといって煉瓦造がす...
100尺制限
関東大震災の前の段階ではRC造は決して主流ではなく、一部の先駆者が実験的に試みている程度で、主流は、大正3(1914)年に竣工した東京駅に顕著に見られるように煉瓦造、とりわけ鉄骨で補強...
積算資料2023年9月号(8月21日発売)速報(2023年8月18日発表)
建設資材価格指数(全国)の推移
積算資料9月号掲載予定の建設資材価格指数(全国・7月調査に基づき算出)は、建築・...
碑に刻まれた「鉄筋混凝土」
震災復興の最大の成果は“区画整理事業”で、一見すると地味だが、猛反対を押して焼失地全域で遂行されたこの事業の下支え無しに、道路の拡幅も大型の鉄橋も復興小学校も魚河岸の築地...
復興小学校のプランニング
震災事業のなかで一番重要なのは“区画整理”と私は見ている。
区画整理があったからこそ道路を広げたり付け加えたりはスムーズに進んだし、隅田川に架ける巨大な鉄橋だって道路の一...
バラックのアーティスト
今年は関東大震災から100年に当たる。
当時のことを建築史家として振り返ると、さまざまなことが、震災直後から昭和3年の復興終了までの間に連続して起きている。
まず、直...
国土交通省港湾局では、国による港湾・海岸土木請負工事等の発注に当たり、その予定価格の基礎となる積算価格を適切に算出するために「港湾請負工事積算基準」(以下、「積算基準」という)を制定している。
この...