合成樹脂排水材 -集束管-とは
<資材の概要>
雨水・湧水等の発生水を円滑に敷地外へ排出するための地中管。宅地や工場等、造成地の集排水や土木工事の仮排水施設、道路、トンネル、ダム等の地下排水管として使用される。地表残留水や地下水位の低下を図るためには、管路表面に集水用の穴が開いている有孔管が使用される。
<資材の特徴>
1.プラスチック暗きょ排水管
ポリエチレン製の薄肉管のため、軽量で施工性に優れる。管端部は受け口(スリーブ)加工が施されている。
2.合成樹脂排水材(高密度ポリエチレン管)
偏平強度が高い波状加工(スパイラル、リング形状)を施した高密度ポリエチレン製波状管。内面加工がシングル構造もしくはダブル構造となっており、シングル構造の内面波状管は主に土木工事の仮排水施設等に使用される。
3.合成樹脂排水材(集束管)
スリットのある円形管の集合体で、宅地造成やスポーツ施設等の集排水管に使用される。
4.合成樹脂排水材(網状管)
無数の開孔部を円周上に有する網目構造の暗きょ管。網状管は、材質や構造等、メーカー各社で多様な仕様で製造されている。