漏水対策樋(トンネル・地下構造物用)とは
<資材の概要>
トンネル、地下構造物、建築物における施工ジョイント、コンクリート壁面のクラック箇所等からの漏水を導水処理するための耐燃性、耐衝撃性のプラスチック樋。
<資材の種類・規格>
型式は、用途により標準TYPE、鉄道TYPE、耐寒TYPE、勾配TYPEがある。標準はグレイ色であるが、さらに、前述の4型式に導水プレートが透明である透明TYPE、美観的で歩行者用トンネル等に使用されるアンカーカバーTYPEがある。
サイズは導水幅210mmから960mmの9規格のラインナップがある。
<資材の特徴>
導水プレートは特殊なプラスチック製で、耐燃性および耐衝撃性に優れ、また、鉄やFRP製と比べ軽量で、運搬、取り扱いが容易である。導水プレートと両サイドのコーナーが直角であり、プレートの中折れや導水断面の閉塞がなく、また、コーナー断面係数が大きいため、止水材が均等に加圧され、確実な止水が可能となる。